母関数を用いた種々の技法(その 2)
は Fibonacci 数の漸化式である. ここで第 3 の式の両辺に を掛けて についての和を取ると
となるが,
であることから, とおくと
となり, このことから
が求まる. 級数展開すると
となるので
がわかるのだが, これだけではどうと言うこともないので, 次の記事で の閉じた式を求めることにする.
は Fibonacci 数の漸化式である. ここで第 3 の式の両辺に を掛けて についての和を取ると
となるが,
であることから, とおくと
となり, このことから
が求まる. 級数展開すると
となるので
がわかるのだが, これだけではどうと言うこともないので, 次の記事で の閉じた式を求めることにする.